2018年、西国三十三所が草創1300年を迎えました。それを記念して西国三十三所札所会のご協力のもと制作したのが、西国三十三所オリジナル漆喰コーティングシート全33種と、西国三十三所巡礼地図&カレンダーです。

西国三十三所は、京都の清水寺・上醍醐准胝堂(醍醐寺)・六角堂頂法寺、奈良の長谷寺・興福寺南円堂・滋賀の石山寺など古くから有名な33の観音寺院で構成されています。古事によると草創は奈良時代の養老年間(718年)とされ、平安時代末期には三井寺の高層が実際に巡礼したとされる史料が残されています。また、室町時代からは民衆化し、江戸時代には関東をはじめ多い年には全国から5万人もの徒歩巡礼がなされていたとされます。

現代においても、西国三十三所巡礼の人気は衰えず、2019年には日本遺産にも認定されました。